日本語教師の資格を得ていざ活動したい!と思っていても何をしたらいいかわからない。
ブラックと言われている日本語学校に就職するのが怖いという方も多いのではないでしょうか。
実際に日本語養成講座や大学で資格を取得しても、実際に日本語教師として教壇に立つ人は2割程度と言われています。
そんな私も、資格を得てもそのとき働いていた会社が安定していて好きだったこともあり、
また日本語教師は薄給だという噂もよく聞いていたので転職する勇気はありませんでした。
しかし、いろいろと準備はしていました。
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コロナ渦の今、オンライン授業が主流となりつつあり、日本語学校は氷河期をむかえています。
そのときそのとき時代によって、就職が難しい時期、売り手市場と呼ばれて容易く教師を迎えていた時期、様々です。
私のわかる範囲でこの記事以外にも日本語教育業界について少しずつシェア出来たらと思いますので、興味のあるかたは是非ご覧くださいね。
では、今回は日本語教師としての活動や仕事探しについてまとめたいと思います。
ボランティアで日本語を教える
各自治体で日本語講座のボランティア団体があるので、まずはお住まいの地域名+日本語ボランティアで検索してみましょう!
その自治体ボランティア教え方、使っている教材、
ボランティア員の心構えも様々です。
とある地域では日本語養成学校のような講義を受けてはじめて日本語を教える権利がもらえたり、
とある地域ではご年配の方が日本語ができない外国人に「俳句」を教えていたり…
いくら「ボランティア」といっても、教える側も・教えられる側も有益な時間にしたいですよね。
参加資格に「資格」がいらないところがほとんどなので、外国人に日本語を教えてみたい!という方はぜひチェックしてみてください。
また、有償ボランティアも少なからずあるようです。
経験談
私も中野区に住んでいたときに、ボランティアに参加しました。
ホームページでその年のボランティア員を募集しており、国際社会と日本語教育についての「作文」を提出し、
合格者は何時間か研修を受けなければならない。というものでした。
その研修では20人くらいの老若男女が集まり、時にはグループを組んでデモ授業を行いました。
日本語教育の勉強をした人ならわかると思いますが、大の大人が一つの文型を教えるために何時間もかけて話し合いました。
研修が終わったあとは、その自治体特有の教科書を購入しその教科書を使って教えることとなります。
教える外国人はその日によって異なりますが、私は50音から教えることとなり、「在日1年だけど50音もわからないブルガリア大使館秘書」や「ネパール人の小学生」
に教える機会がありました。
途中、引っ越しをしたので在籍期間は長くはありませんでしたが「教えること」が「初めて」だった私にとってはいい機会でした。
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オンライン授業
冒頭でも書きましたがコロナ渦の影響もあり、今やオンライン授業求人で溢れていますね。
有名どころではitakiやハロートークは日本語教師の資格いらずで気軽に始められることで人気ですが、コロナ渦の影響で需要と供給が釣り合わなくなりなかなか生徒獲得も難しいと聞いたことがあります。
また、
最初の金額設定を安くしすぎて後にあげられなくなったという方も多いので注意が必要です。
私はこのようなサイトには登録していないのですが、
働いていた学校から頂いた仕事だったり、サイトで募集していた台湾人専門(台湾人経営)のオンラインの授業をしたことがあります。
海外の方が経営している場合、(人によってですが)例えば、週3の希望であっても次々授業を入れられる等、結構無茶ぶりがあったり
日本と比べて杜撰な経営内容だったりすることもあるので注意が必要です。後に揉め事とならないように伝えるべきことははっきり伝えましょう。
企業や日本語学校が求人募集しているオンライン授業もあるので、資格を持っている人はそちらに応募した方が待遇はいいと思います。
求人広告で日本語学校を探す
オンラインでなく対面で教えたい! ボランティアでなく仕事として働きたい!という方。
養成講座等では求人の情報が直接届くと思いますが、
ほとんどの方はインターネットなどのサイトから日本語学校を探しているのではないでしょうか。
海外の学校も簡単に探すことができますし一番メジャーな方法だと思います。
コチラのサイトに日本語教師求人サイトまとめが紹介されています。
私個人の意見としては「日本村」が見やすく、よく探していました。
ただ、求人サイトもたくさんありすぎてどの学校がいいか比較が難しいというのも正直なところあると思います。
あくまで私の場合ですが次は日本語学校の見極め方について紹介したいと思います
日本語学校はブラックが多い?見極め方とは?
あくまで私の場合ですが、
常にサイトをチェックして時にはメモをして求人サイトにどのくら
いの頻度であがっているかを見ていました。
新しい学校が開校されたとか以外は 求人掲載頻度が高い=離職率が高いからです
ちょこちょこ見ていると毎回載っている学校がありますよね。
注意したいのが、「学校名・法人名を変えている場合がある」ことです。
「この学校は初めて見る名前だな」と思って応募したら実は「元○○校だった」ということもあります。
また、養成講座の講師からのお話しでは時給1500円以下の学校は○ソだ(よろしくない)ので見なくてよしとのことでした。
正直、準備時間を考えると個人的には時給2000円がギリギリラインだと思います。
大変申し訳ない
ここで紹介しようと思っていたサイトが閉鎖されたのか見当たらないのですが、
「日本語学校のブラックリスト」というような、メール登録をした人だけが見られる貴重な口コミ情報サイトがあったのです。
今探しても見つからなかったのですが、「日本語学校 ブラック 口コミ」で検索をかけると思いのほか出てきます。
もし気になる学校があったら「評判と口コミ」検索をかけてみてください。
それと、先にも書いたように、学校名が変わっている可能性もあるのでホームページ等もよくチェックしましょう。そして少しでも違和感があったらやめておきましょう。(経験上)
さらに、面接になって直接学校にいったときの直感も信じてもいいと思います。
コピー機の台数や教師が準備をするスペースが十分あるか、教材や授業で使うモニター、CDなどの有無
教室やトイレの清潔さ、専任と非常勤教師の人間関係、ギスギスピリピリしてないかとかも、仕事以外のところでストレスをかけたくない場合は居心地の良さも重要ですよね。
一言に日本語教師といっても、様々な年齢層、国籍、バックグラウンドによっていろいろな教え方があるので飽きることはまずないです。
みなさん各々に合った、日本語の教え方が見つかるといいですね!